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長野式研究会






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●時々日記
vol.3 時々日記 … (3)


コンビニの深夜規制に想う

現在、コンビニの深夜規制をするかどうか、ニュースで大きく取り上げています。
深夜規制賛成派は、地球温暖化の折、夜の電気は消した方がよい…、深夜まで営業する必要はない…、青少年に悪影響を与える…、厳しいフランチャイズの現状…等々。
深夜規制反対派は、コンビニの電気消費は0.2%であるから、地球温暖化への影響は余り関係ない…、深夜の防犯になる…、昼間から夜まで働いている人にとっては便利…、雇用促進になる…等々。
いずれも、もっともなことですが、皆さんはどうお考えですか?
ちなみに、私は、コンビニの深夜規制に賛成です。

20歳代後半の女性が腰痛で来院したことがあります。
お母さんからのお電話で、ニュージーランドに住んでいて、休暇で帰国しているので腰痛を診て欲しいとのことでした。
大学を卒業して、ニュージーランドにホームステイをしたら気に入り、そのままニュージーランドに住み続けてしまったそうです
問診で、生後間もなく、先天性胆道閉鎖症のため、手術をしたとのことでした。
所見を取る前に、恐らく、これが腰痛の原因ではと推測しました。
ベッドに仰臥位で横になっていただき、腹診をしようとして驚きました。
膵炎様の腹の位置に横真一文字に、えぐれたような手術痕です。
乳児の時に手術をしましたから、傷口はそのままにほとんど変わらず、周囲の組織が成長して、傷痕が上腹部に食い込んだようになったのでしょう。
まるで切腹をしたら、こんな傷になるのかナー…、と思わせるような傷痕でした。
(想像したとおり、この傷が腰痛の主たる原因でした)

ニュージーランドでは、平等が徹底していて、幼稚園から小学校の間に、人種・性別・職業・障害…などで差別をしないよう、繰り返し教育されるのだそうです。
この方が、久しぶりに日本に帰ってきて驚いたのは、夜の10時を過ぎているのに、駅前のイトーヨーカ堂が煌々と電気を付け、営業していることだったと言われました。
ニュージーランドでは、職業の時間も平等と考えられ、医療関係者や警察、消防など、緊急の場合に備えていなければならない人々を除いて、5時頃にはお店も工場も、多くの仕事が終わるのだそうです。
その後は、近所や友人などと小さなパーティをして色々と語り合ったり、趣味などに時間を過ごすのだそうです。
この患者さんのお腹を診ていて、この方がニュージーランドに永住しようと思った理由が分かる気がしました。
ニュージーランドは、自殺率が低いです。その理由も、同じ所にあるのでしょう。
日本にいたら、小さい頃から必ずイジメに遭ったでしょう。
このホームページで、全頭型円形脱毛症の幼児の症例がありましたが、彼の父親が考えたように、イジメに遭うのを恐れていました。
イジメが非常に問題になっていますが、軍隊のイジメは凄まじかったと言うより、悲惨と思います。
今でも、戦争責任や南京大虐殺等々、色々と論議されていますが、このことに関して、戦後、全くと言っていいほど、話題に上っていません。
反省なきということは、これが日本の文化なのかと思いたくなります。

ニュージーランドは、小国でもアメリカにもハッキリともの申す国です。
アメリカの太鼓持ち官僚・政治家の日本とは、大きな違いです。
生物保護も国でしっかりしていて、固有の動植物の保護に非常に熱心ですし、自然保護も徹底しています。
自分の権力誇示と金のためなら、どんなに自然を破壊しても何ら気にしない、日本固有の生物を滅ぼしかねない有害生物が入ってこようが、自分に直接関係なければほとんど手を打たない官僚・政治家の日本。
果たして、日本とニュージーランドの官僚・政治家、どちらが人間性に優れているのでしょう。
人間として、きちんとしたポリシーのある国を羨ましく思います。
日本の官僚は有能と言われてきました。
有能ならば、日本は、もっと住みよい国になっていたでしょう。
骨にも邪骨があります。有能でなく邪能なのかと思います。

‘松本先生の著書を共に学ぶ講座’では、長く参加されている方も多く、中には、人間として非常に尊敬できる方がおられ、毎回、有意義な会話があります。
尊敬する女性の一人は、心身の健康のためにも早寝早起きが必要と言われ、それを実践しています。
現代の青少年が切れ易くなっている原因の一つが、深夜の行動であり、コンビニがそれに一役買っているのではと言われます。

「ストレスケア医療」では、光療法が行われています。
光療法は、薄曇り程度の光を照射するのだそうです。そして、その薄曇り程度の光がコンビニの照明とほぼ同じなのだそうです。
時間の制限なくコンビニの光を浴びることは、日本の都会では、白夜が一年中続いていることになります。
光は、松果体に影響を及ぼしますが、ご存じのように、松果体はメラトニンを生成し、小児の頃は松果体は大きく、メラトニンの生成量が多く、それが、性機能を抑制しているのだそうです。
切れる若者達(若者と限りませんが…)、コンビニの影響有りや無しや?

「以鍼伝心」の《「肩グウ」・「築賓」の時代》にも書きましたが、‘実技講座’のモデルになった30歳程の男性が女性様乳房でした。問診すると10年位前、何年かの間、毎日がコンビニ食だったそうです。
女性ホルモンや肝臓の検査は異常なく、原因不明とのことでした。
添加物は、環境ホルモンになり、環境ホルモンは性を混乱させます。
特に、女性化するそうです。
コンビニ弁当の添加物が、女性様乳房の原因の一つでは…と、推測しました。
(コンビニ製品の添加物の内容を見て下されば、その多さに、唖然とすると思います。それを幾種類も食べるのです。今では、その害も知られてきて、以前ほどではないかと思いますが、巧妙化してきたとも言えます)
果たしてそれが本当にコンビニ弁当なのか分かりませんが、解毒処置で改善したのですから、やはり、何らかの毒に関係があるかと思います。
その後、もう一人‘実技講座’のときに、解毒処置で所見がサッを改善したモデルで、長年コンビニ食品に依存…としか考えられないケースがありました。
(まさに、‘デトックスの時代’です)
生物や加工品を腐らせず、安く、美味しそうにするため、多くの添加物を使用せざるを得ない現実。
安全と言われていたフロンが、今となってオゾンホール破壊の原因となり、今更禁止しても遅きに逸した感がありますが、現在、多量に摂取している添加物が、フロンの二の舞にならなければ…と危惧しています。
(添加物を扱った『食品の裏側』:安部司著(東洋経済新報社刊)と言う本に詳しく書かれています。
また、『食べるな、危険!』:小若順一著(講談社刊)にも、コンビニに並んでいそうな食品が多く書かれています)

日本軍は、実際の弾丸飛び交う戦争での戦死者より、餓死者の方が多かったそうです。
負け戦さのガダルカナル島では、略してガ島と言われましたが、‘餓島’と呼ばれていました。
どちらかと言えば、昔風の教育を受けた私は、「食べ物を粗末にすると罰が当たる」と言われて育ちました。
消費期限を理由に、多くの食品がコンビニから捨てられています。
テレビでは、グルメ番組花盛りです。食べ物を投げ合ったり、粗末に扱っています。
食糧自給率の低さが、ボディーブローのように、効いてきています。
‘餓島’に思いを寄せない我々に、まさに、罰が当たりかけているのでしょう。

つい30年前までは、コンビニなどありませんでした。
そして、コンビニができはじめた頃は、「セブン−イレブン」というように、午前7時〜午後11時まででした。
便利を追求し、消費にうつつを抜かしているうちに、どんどんエスカレートしてしまいました。

果たして、日本とニュージーランド、どちらが人間らしい生活をしているのでしょう。
人間の考え方一つで価値観は変わります。
ニュージーランドとまでいかなくても、少し便利さや経済性を考え直すことも必要と考えます。
国民の健康のために、私は、コンビニの深夜規制に賛成です。
コンビニ論争が、とりとめもなく、色々なことを考えさせてくれます。
(もっと、鍼灸のことを考えれば良いのにね…。ウン、考えました。
ニュージーランドは、羊が圧倒的に多い国です。
馬鍼・犬鍼などがあるんです。羊鍼もあってもよいのでは…。
効果があると分かれば、追いつかないほどの鍼灸需要があるのではないかしら…?)




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