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情報コーナー

●長野式研究会・尚古堂便り
Vol.35 産科と鍼灸…初めての‘早産防止’他

◆今度は、早産防止…!?

初めての‘陣痛付け’」をアップしていますが、今度は、「初めての‘早産防止’」です。

以前、「情報コーナー」→「特別講座:Vol.1=‘K子母さん’の「産科講座」開講のご案内」にアップした内容を思い出しました。
まだ、‘K子母さん’が産科を手がけ始めた頃、「先生、子宮口が開かないの。どう治療すればいいの?…」、そして、しばらく経ったら「先生、子宮口が開いて、早産になりそうなの。どう治療すればいいの?…」。
近い期間に、全く反対の症状です。
今度の私の経験もまさにこれでした。

最初は、「‘K子母さん’、陣痛付けはどうすればいいの?…」、そして3ヶ月後には「‘K子母さん’、早産傾向なんだけど、治療は?…」
流石、「長野式治療法」・「キー子スタイル」です。
主な治療は、「下垂処置」(ただし、「風市」は除く)を主に、甲状腺のチェック(最近、隠れ甲状腺が非常に多いです)、骨盤の緩みのチェックなどでした。
この妊婦さんは、公園のママ友達とお話をするのを楽しみにしていて、寒い中、長く話し込んでしまったそうです。

‘冷え’は、妊婦さんには大敵!…とあれほど言っておいたのに!!!
途中、何度か逆子になり、その度に鍼灸治療で治していました。
(甘い物が止められない。油断して薄着となり、身体を冷やす)
ここまで来て、帝王切開や早産は避けたいです。
医師より、外出を止められていましたので、出張治療です。
3月8日から2回治療をし、4月4日に無事予定日少し前に出産しました。
安産でした。



まさか、長野先生は、長野式下垂処置やら甲状腺の治療が、妊婦さんにどれほど効果があるか、そして、産科に、「長野式治療法」が貢献しているか、夢にも思わなかったかと思います。
私があの世に行き、長野先生に産科と「長野式治療法」の症例をお話しすれば、本当に喜ばれると思います。
(先生は、私から、会員の皆さんの症例報告を聞くのを、心待ちにしていました)

そして、「長野式治療法」を自らの考え方で様々な治療に取り入れていくのは、松本岐子先生の柔軟な考え方です。
経穴名の由来や字義の解釈、症状などから、想像力を豊かにして、臨床に取り入れていく…、この姿勢を是非学んで欲しいと思います。
きちんと学び、考えれば、「長野式治療法」・「キー子スタイル」には、その場に応じて治療法が用意されています。
そして、これらの症例を広く伝え、また、それを追試していただき、更に症例を積み重ねていく…、これが、長野潔先生がいつも口にしておられた「鍼灸の地位向上」への道と思います。


鍼と灸だけで、子宮口を締めたり緩めたりできるのです。
生理痛などの婦人科疾患、不妊・ツワリ・妊婦さんのケア・逆子・出産前後の異常、産後のケア…等々、産婦人科は、まさに鍼灸治療の得意とする分野と思います。
産科医と組めば、妊婦さんにとても優しい治療ができるのでは…、と思います。


続く、産科の便り

会員の方から、最近、産科や他の症例に関しての嬉しい報告がありましたので、お裾分けです。


◆うまくいきました

‘松本先生の著書を共に学ぶ講座’の折、質問を受けました。
その後、報告とお礼のメールがきました。

おはようございます。
昨日、患者さんから喜びの電話が入りました。
「逆子が治りました。」
帝王切開は回避されました。


この質問には、「至陰」や「膏肓」の施灸壮数が不足していること、臀部「屈伸」付近を広く温めること、下垂体も反応があったら加えてみては…、等のアドバイスをしました。
出産予定日が近く、大丈夫かな?…と思ったのですが、ちょうど、‘K子母さん’とお会いすることがあり、可能性を聞いてみました。
 ・骨盤に胎児のお尻が深く入り込んでいないこと
 ・羊水が少なくないこと
 ・お腹が張っていないこと
これが満たされていれば、まだ、可能性はあるわよ…とのことでした。
流石、経験豊かな‘K子母さん’。
また、‘産科講座’をお願いしたいと考えています。


それと、阪神大震災で3階から飛び降りて避難し、現在は頭が肩幅ぐらいの大きさにむくんでいるように感じているという患者さんも、症状が改善されそうです。
今回、先生にアドバイス頂いたように「復溜」、「関元」、をしっかりと刺鍼雀啄してみました。
終了後に、「今すごく感動しています。すごく頭がすっきりしている。」と、言われました。
どこの医師にかかっても「気のせい」と言われていたそうです。
御指導ありがとうございました。

この質問には、阪神大震災と3階から飛び降りたとのことから、交感神経の過緊張が考えられます。
飛び降りたときに、足首(と聞いたような黄がします)を骨折し、頸椎と腰椎が圧迫され、一瞬、気を失ったそうです。
(松本先生がよく言われる「目から星が出た」状態だったのでしょう)
「然谷」・「魚際」に圧痛が診られたら、松本先生の「脊、強ばりて…」の治療を加えては…、とアドバイス。
「関元」は、下腹部の経穴を使用するので、その反応点かと思われます。
足首を骨折しているので、圧痛がまだ残っていたら、「然谷」の圧痛と絡めて、「復溜」をヨーク治療すること。
頸椎と腰椎がやられています。まさに、「脊、強ばりて…」の症状です。
それと、頭部にショックです。
頭部オ血の証です。

阪神大震災の時以来、おかしいとのことです。
これは、芹香病院でも、我々が一番ターゲットにしている「あのとき以来」の症状です。
本当に、「あのとき以来」の症状に対しては、「キー子スタイル」が著効を示します。
特に、医療機関でハッキリ原因が分からず、「気のせいです」と言われたり、あるいは、精神科に回されたり、たらい回しにされる症例では、鍼灸が力を発揮します。


◆嬉しい便り

この方も、‘基礎講座’の休憩時に質問がありました。
前置胎盤です

この方が、ある日帰宅すると、奥さんが泣いていたそうです。
医師に前置胎盤と言われ、帝王切開になるかも…と言われて、泣いていたのだそうです。
‘基礎講座’の時に質問があり、また、丁度、午前中の‘松本先生の著書を共に学ぶ講座’に参加されていた‘K子母さん’からもアドバイスを貰いました。
基本的には、いつも妊婦さんへのアドバイスと同じです。
大腿内側の ‘内股踏み’が、良かったようです。
次の検診には、心配だったのでご主人も付いていきました。
医師は、「順調です」とのこと。
ご主人が、「前置胎盤はどうですか?」と尋ねると、「そんな気配はありません」とのことだったそうです。
そして、以下のメールが届きました。

お蔭様で、母子ともに健康です。前置胎盤は完治です。
少しでも楽なお産が出来るように、毎日、治療しています。
先生、本当にありがとうございました。
実体験を通して、改めて鍼灸の素晴らしさを感じています。

そして、出産のメールです。

お世話になっております。
1月25日 午後3時に無事に出産いたしました。
女の子です。2880グラムでした。
昨年、前置胎盤と診断され、自宅で流した涙は今は、うれし涙に変わりました。
先生に教えていただいたマッサージ、本当に効きました。
先生!本当にありがとうございました。
昨年、10月より鍼灸院に変わり、とても充実した日々を過ごしております。

感動的なメールです。
嬉しいですね。
長野潔先生が、私の症例報告をお聞きになり、お喜びだった気持ちがよく分かります。
また、この方は、接骨院も併設していますが、鍼灸の面白さに惹かれて、鍼灸治療のウエイトを増やしています。
鍼灸って、凄くて、面白いのです。
また一人、その魅力の虜になった人が産まれました

しばらくして、また、この方からメールが届きました。

20日、の朝、妻が乳腺炎で、ひどい寒気と徐々に発熱し、右の乳房が赤く腫れ上がり、少
し歩いても痛みで辛い、触ることも、母乳を飲ませるのも辛い、という状態になってしま
いました。
乳腺炎て、こんなに辛いのか!という感想です。

胃の気、オ血、扁桃、肝実、淵腋〜大包辺りにものすごい圧通があり、そこを押すと乳房の
圧通が取れるので鍼とパイオネックスを張りました。
お乳の出が良すぎるようで、常にパンパンに張っています。

治療後、少し落ち着いたので、何とか、息子の幼稚園の発表会に付き添わせてあげられまし
た。(初めての発表会でしたが、妻は号泣してました)
妻、長男(赤ちゃん帰り中です)、長女。三人の面倒を見た一日でした。
母親の大変さが身にしみました。
今後は、このような事がないように、もう少し治療を頻繁にしたいと思います。



それから、産後ですが、子宮の戻りが非常に良いらしく、先生が腹診をしながらびっくりしていたそうです。研修医にも触らせていたそうです。
やはり、お産前の内腿の治療が効いたのではないかと思います。

今年もまた、基礎科から受けさせていただきます。
今後もよろしくお願いいたします。


 鍼灸って、素晴らしいでしょう!!!
 前置胎盤、乳腺炎。そして、産後のケア。
 授乳中ですから、薬は、なるべく避けたい。
 そんなとき、鍼灸は、ピッタリです。
 そして、効果があります。
 ただ、残念なことは、一般の人々が、鍼灸のこのような効果を知らないことです。

それと、‘K子母さん’にお聞きしたことを、出産前にメールに付け加えました。
「追伸 講座でもお話ししたかと思いますが、パン食は絶対に避けること、朝食はご飯と味噌汁など、夜は、鍋物で身体を温めることが大切です。
寿司や生野菜など、体温より低い物は食べないようにすることも大切です。
よいお知らせをお待ちしています。」


村上 裕彦 2011年04月




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